こんにちは!LINEマーケティングツール「KUZEN-LINK」編集部です。
本記事では、人材紹介業界でのLINE公式アカウントの活用例や流れについてご紹介します。
目次
人材紹介業界でのLINE公式アカウント活用例

LINE公式アカウントとは、企業や店舗向けのサービスや機能を備えたプランです。一般向けと共通するメッセージ、トーク、タイムライン投稿などに加え、ビジネスを支援する豊富な機能を利用できます。
人材紹介業界においても、LINE公式アカウントを活用することで、採用活動のスピードアップと業務効率化を同時に実現させられるメリットがあります。
LINE上での職場診断
LINE公式アカウントを使って、LINE上での職場診断を行うことができます。職場診断は友だち登録後に配信コンテンツという形で提供され、ユーザーの関心を惹き付ける効果があります。
情報コンテンツでユーザーとのつながりを強化
情報コンテンツも配信コンテンツの1種です。転職に関してユーザーが持つ様々な疑問を解決する情報を、コンテンツとしてLINE上で提供します。
そして、情報コンテンツなどの配信コンテンツの提供には、ユーザーとのつながりを強化する目的もあります。LINEはメルマガと異なり、コミュニケーションツールです。そのため、一方的な情報発信だけではなくニーズに沿ったサービスの提供を通して、ユーザーと強いつながりを持つことが可能です。
LINEを使って面談を自動調整
LINE公式アカウントでは、面談の自動調整を行うこともできます。具体的にはLINEのトーク機能を使い、面談希望に応じて表示された候補日の中からユーザーが選択できる形です。LINE上で面談を自動調整できるため、夜間でもユーザーのニーズに対応できるメリットがあります。
リッチメニューから自社ホームページに誘導
LINE公式アカウントは、トーク機能の画面下にリッチメニューを表示させられます。リッチメニューは画像ですが、URLのリンクを埋め込めるため、ユーザーがタップすればWEBサイトにアクセスできます。
例えば、リッチメニューに自社ホームページのリンクを表示させ、LINE上のトークから関心を持ったユーザーを誘導する目的での活用も可能です。
個別チャットを通したコミュニケーション
LINEはコミュニケーションツールですが、チャット機能を活用することでさらにユーザーとのコミュニケーションを強化できます。
個別チャットは外部からは見れない仕組みになっており、プライバシーは保護されています。そのため、ユーザーの本心に近いニーズのヒアリングが可能です。さらに、LINEのチャットを通したヒアリングで得た情報を配信コンテンツに活用することで、ユーザーそれぞれのニーズに合ったコンテンツを提供することができます。
人材紹介業界でLINE公式アカウントを活用する流れ

人材紹介業界で、LINE公式アカウントを活用する具体的な流れについてご紹介します。
友だち登録を増やす
LINE公式アカウント活用の第一歩は、友だちの獲得です。説明会の資料にLINE公式アカウントのQRコードを記載したり、オンライン面談や対面時に口頭でLINE公式アカウントの存在を知らせます。
また、自社ホームページにLINE公式アカウントを活用している旨をポップアップバナーでアピールし、リンクに誘導するのも友だち登録を増やすのに有効です。
ユーザーを惹き付ける
転職活動の初期段階では、まだエントリー(会員登録)するかを検討する前の状態です。そのため、潜在的ニーズをエントリー(会員登録)に結びつけるには、ユーザーに対して導線を提供する必要があります。
LINE公式アカウントを活用した職場診断や情報発信といった配信コンテンツには、ユーザーの関心を惹き付けてつながりを強化できる点がメリットです。これは、友だち登録からエントリー(会員登録)までの橋渡しをする仲介役の機能とも言い換えられます。
チャットを通した情報収集によって、ユーザーのニーズとのマッチングも高められます。しかし、チャットの運用には人的リソースを割かなければならない点がデメリットです。この場合は、AIで制御されたチャットボットを活用するとヒアリングを自動化できます。
メッセージ送信→エントリー(会員登録)獲得
LINE公式アカウントには統計情報の分析機能があり、配信コンテンツの反応をスコア化して把握することができます。そして、スコア化したニーズが高まった段階で、転職情報をLINEメッセージでユーザーに送信します。
ここでユーザーのニーズと提供する情報にミスマッチがあれば、サービスへの不信感を招いてエントリー(会員登録)には結びつきません。しかし、LINE公式アカウントを活用したヒアリングは情報の精度が高いため、エントリー(会員登録)を獲得しやすいです。
面談日程の自動調整でニーズを取りこぼさない
面談日程はLINE公式アカウントで自動調整できるため、24時間ユーザーの要望に対応できます。電話やメールに加えLINE公式アカウントでも面談日程を決められることから、面談率を上げる効果もあります。
さらに、Googleカレンダーや採用管理ツールとLINE公式アカウントを連携させることで、面談日程の調整工数をへらすなど業務効率化を図れる点もメリットです。
LINE公式アカウントの活用で面談率とエントリー数を両方高められる

人材紹介業界でのLINE公式アカウントの活用方法についてご紹介しました。従来のメルマガは一方的な情報発信になりやすいのに加え、開封されなかったり迷惑メールフォルダに入ってしまうデメリットがありました。
LINEは既読にするためにメッセージを開く確率が高く、コミュニケーションツールとしての性質も持っているため、人材紹介業界とは特に相性が良いです。
さらにLINE公式アカウントを活用することで、正確なユーザーのニーズをヒアリングでき、面談日程を自動調整できます。人材紹介業界でLINE公式アカウントを導入すれば、採用活動のスピードアップと業務効率化の両立が可能です。